屋根の塗装は外観の美しさを
維持する役目だけではなく
屋根の劣化を防ぎ
雨漏りを防止する効果があります。
屋根は住宅の中でもダメージを受けやすい部分ですし
普段目にする機会が少ないため劣化に気づきにくい
箇所でもあります。
定期的なメンテナンスや
塗り替えをお勧めしております。
まずは塗り替えチェックをしてみませんか？
塗装の剥がれはありませんか？
塗装部分が一部剥がれていたりしていませんか？
塗装がはがれた部分から雨水が侵入したり、塗装の剥がれ箇所が拡大していき、建材にダメージを与えてしまうことがあります。
ひび割れしていませんか？
塗膜面の劣化により細かいクラックやひび割れなどが確認出来たら、早めに塗り替えましょう
この状態で放置しておくと割れた部分から雨水や湿気が侵入し、建物自体に悪影響を与えてしまいます。
苔や藻が繁殖していませんか？
屋根に苔や藻がついてしまうと、水をはじく力が失われ、雨漏りの原因になることもありますし、常に水分を含んだ状態となりますので、屋根自体が脆く崩れやすくなってしまいます。
速めのメンテナンスをお勧めします。
屋根塗装工事の流れ
1.足場設置
工事初日は足場を組み上げていきます。
足場の組み立てのに際して、近隣住居との境界線や電線・植木・車庫の位置などを確認しながら組んでいきます。
もちろん、塗装工事を行う際に転落・落下を防止するため、丁寧に足場をくみ上げていきます。
2.屋根の洗浄
高圧洗浄機を使用し、屋根についた汚れだけでなく、張り付いてしまった、苔や藻なども綺麗に落としていきます。
ここで綺麗に落としておかないと汚れの上に塗料を塗ることになってしまう為、すぐに塗料が剥がれてしまいます。そのため入念に洗浄を行う必要があります。
高圧洗浄機では届かない箇所はブラシを用いて手作業で汚れを落としていきます。
3.下地処理
下地処理とは上塗りとなる塗料が壁面に付着するよう、塗装する下地面の汚れを落とし、劣化部分に処理を行い、平坦に整えることです。
この下地処理がしっかりできていないと、どれだけ品質の高い塗料を使っても剥がれてしまったり、本来の塗料の性能が発揮されず、劣化がおこる場合があります。塗装工事の質の良さは下地処理の質に大きく左右されるため、集中して作業を行います。
4.養生
塗装箇所以外に塗料がつかないよう、非塗装箇所をテープ・ビニールシート・新聞紙などで覆い、保護します。
必要に応じて屋根周りだけでなく、エアコンの室外機や自動車・自転車等の塗料が間違ってもかかってはいけない部分にも行わせて頂きます。
5.下塗り・中塗り
養生作業が終わりましたら、塗装工程に進みます。
まず、下地強化剤で下塗りを行っていきます。後に行う中塗り・上塗りの際、屋根材への密着性を高めるため、丁寧に作業を行っていきます。
使用する塗料は、屋根の材質に合わせたものを使用します。
そして下塗りが完全に乾いたら中塗りを行います。
中塗りに使う塗材は上塗りの際に使用する塗材と同じものを使って進めていきます。
6.上塗り・仕上げ作業
中塗り作業までが完了しましたら、最後の上塗り作業と合わせて仕上げを行っていきます。
中塗りの時と同じ塗料を使用し、塗膜に厚みを付けて、屋根をしっかりと守れるようにしていきます。
7.足場解体・完成
塗装工事も仕上がり、全てのチェックを行いましたら、最後に足場の解体作業を行います。
綺麗に仕上げた外壁を傷付けないよう丁寧に解体作業を行います。